未経験から6年間社内SEとして働いて身についたスキル5選!ただし独学を多いに含む!

未経験社内SE

世の中の未経験からIT関連の職種に就く人たちの多くは

プログラミングスクールとかを経て転職なりをされる人が多いのかと思います。

大卒の新卒はまぁ教育枠として別枠でしょうけど。

一般的に転職をする場合であれば、最低限のスキルを身に付けていないと採用をまずしてもらえません。

私の場合、飲食店の店長業務から、転職していきなり社内SE業務がスタートしたので

本当に事前スキルゼロの状態からでした。

結果的にその会社も6年間働かせてもらった後に転職してしまうのですが

未経験から社内SEとして働かせてもらったことには大変感謝しています。

この記事では

私が未経験から社内SEとして働いて身に付けたスキルの中で主だったスキルを5つ記載していこうと思います。

ヘルプデスクスキル

私が働いていたのは田舎の中小企業だったのもあり、

会社内に社内SEという人材は私含めて2名しかいませんでした。

なので社内中のPC関連の問い合わせというものがしょっちゅうありました。

例えば、

・PCを起動したが、サーバーの共有フォルダに入れない。なんとかしてほしい。

・席替えをして、印刷するプリンタが変わったので設定変更をお願いしたい。

・フリーソフトをインストールしてからPCの動きがおかしくなってしまったので確認してほしい。

・Excelの列を昇順に並べたいけどちゃんと並ばないので教えてほしい。

などなど。

月間でも何十件も問い合わせがありました。

わかっている人間からすると秒で終わるものでも、知らない人からすると解決するのに何分もかかってしまう、もしくは諦めてしまうものです。

私自身、わからないものはもっと詳しい人に聞いたり、ネットで調べたりして小さい経験、知識を積み重ねていました。

日々の積み重ねとしては微々たるものかもしれませんが、

私はそんな作業を6年間行ってきています。

それなりの経験値、対処法は身についてきているはずです。

まぁ、わかんないもんはわかんないですけどね。

VBA

未経験として転職してきて数か月後、

社内SEとして働いていましたが、システム関係ない部署の人と打ち合わせをする機会があり、

VBAくらい使えるでしょ?前提で話が進んでしまった時がありました。

社内SEとして、VBAを使えない、というのはその時の私は言うのが恥ずかしいと感じてしまい

結局、私はVBAを理解している体でその打ち合わせを過ごしてしまいました。

ですが正直、

「まったくわからん」という状態でした。

このとき、私は感じました。

社内SEたるもの、VBAくらいは使えないといけない!!

それからというもの、私は薄い参考書から、ごつい参考書を買い込み、

チマチマ勉強を重ねました。

正直、参考書を読み進めたとて、実際にVBAで何か書いてみろ!と言われてもろくに書くことはできない状態でした。

そんなある日、とあるプロジェクトにて、私がVBAにてとある処理を作らないと話が進まないという事態になってしまいました。

このときは家にも持って帰って、休み返上で、参考書を片手にコードをひたすら書き

トライ&エラーを繰り返しに繰り返してなんとか要望通りの処理を作成することができました。

それからというもの、社内にて私は「VBAが使える人」という位置づけになり

複数のモジュールを作成することになりました。

Excelはどんな仕事でも使うことが多いと思います。

私は今は転職して別の会社にて社内SE業務を行っていますが

VBAで書くことは今でもあります。

このときにVBAを取得できたのは、私のスキルの中ではとても重要となるものになりました。

コマンドプロンプト関連

先ほどのVBAの話ではないですが、

こちらもとある打ち合わせの中で

「コマンドプロンプトくらい使えますよね?」前提で話が進んでいくものがありました。

この時の私はこう感じていました。

「まったくわからん」

そしてVBAのときと同じくこう感じたのです。

「社内SEとしてコマンドプロンプトくらいは使えないといけない」と。

コマンドプロンプト関連に関しては、

ネットの記事、Youtubeの動画を参考に勉強しましたね。

ある程度使えるようになったら便利なもので、

今ではちょっとしたバッチファイルなら自分で作成できます。

仕事でもちょこちょこ使う機会もあるのでこれもこのタイミングで覚えておいてよかったなと

思えるスキルになりました。

インフラ関連

飲食店店長時代の私は、

PCの裏の配線周りなんて全然わかっていませんでした。

特にディスプレイ関連のケーブル、端子なんてほんとわかりませんでした。

しかし、社内SEとしてはたらいていると

嫌でもPCの入れ替えなどが発生します。

社内中のPCの入れ替えなどにも携わったりできたので

PCの配線などは今ではもう何百台と行ってきました。

CPU、メモリ、グラボ、キーボード、マウス、など

飲食店時代は全然種類などもわかりませんでしたが、

今ではそれなりには理解してきているつもりです。

しかし、PCの部品それぞれも深堀りしだすととても奥が深いものばかりです。

まだまだ勉強は必要ですね。

あと、インフラ関連といいながら

ネットワーク関連の知識はほとんどありません。

何故ならネットワーク関連の部分は担当してくれるベンダーがこのときはいたからです。

そのへんの知識が積み重ねられていなかったので、

転職した今、とても苦労しています。

国家資格

飲食店店長から未経験社内SEになって

一番初に感じたことは

「やばい、知識量がとりあえず足らない」

です。

IT関連の知識といえば

・ハードディスクってなに?

・クロームってなに?

・ドライバってなに?

くらいなレベルでした。

知らないことが多すぎてなにから勉強し始めたらよいかわからない

そんなかんじでした。

そんな私に道しるべを与えてくれたのが

情報処理技術者試験

でした。

確認していると、試験内容にはレベルがあり、

一番下のITパスポートなるものから受験するのがとりあえず良さそうということがわかりました。

会社から資格を取れと言われたわけではありませんでした。

しかし、自ら進んでこの情報処理技術者試験の資格取得のために勉強をしたことは

本当にやってよかったと思っています。

正直、ITパスポートの次に基本情報技術者試験も取得しましたが

私の人生を大きく変えてくれたのは

「ITパスポート」

こちらのほうでした。

比べると、難しいのは確実に「基本情報技術者試験」の方です。

私自身、勉強にあてた時間も基本情報技術者試験の方が圧倒的に多いですし、

達成感、就活の時に役立つ度も基本情報技術者試験の方が評価高いです。

しかし、

自分の人生を変えた度合いでいくとITパスポートのほうが重要だったのではないかと思います。

ITパスポートを勉強し合格したことによって

自分自身の知識に自身も持てましたし

基本情報技術者試験の合格を目指すきっかけにもなりましたし

システム担当、社内SE、パソコン関連の仕事で今後生きていくんだ、と

腹をくくらせてもらった資格でした。

世間では

・ITパスポートなんて取っても無駄

・基本情報技術者試験なんて取ってもなんの役にも立たないよ

そんな声も多いです。

しかし社内SEとしてもう6年働いている私が断言します。

資格取得勉強に費やした時間、それは間違いなくあなたの血となり肉となり、今後の人生に役立ちます

今この記事を読んでくれている人の中に

ITパスポート、基本情報技術者試験、など

IT関連の資格取得を検討している人がもしいるなら

勉強頑張ってください。

検討するくらいなら、参考書を購入して、読んでみてください。

勉強する前と後では、見える世界が変わります。

以上、5つが私が未経験から6年間、社内SEとして働いて身に付けたスキルでした。

実際、この5つくらいのスキルだけでも

私は次の会社にも社内SEとして転職することができました。

この記事を読んでくださった人の何かの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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