実際に履歴書に記載した志望理由
大学4回生のときの就職活動にて、田舎の飲食店経営の中小企業に内定をもらいました。
そのときに履歴書に書き、面接でも答えた志望理由はこんな感じだったかと思います。
もう何年も前なので記憶の限りではありますが、、、
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私は大学一回生のときから体育会剣道部に所属しています。
初心者として入部したので、練習は厳しく、周りの人達についていくのに必死という状態でした。
それでも辞めずに続けることにより、大会ではベスト4に入ったこともあり、二段の資格も取得することができました。
「努力は必ず報われる」と信じていますので、貴社で働く際にも、部活動を通して培った粘り強さで、諦めることなく仕事を行っていきます。
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このような内容を書いていたような気がします。
面接では、
・若い段階から店長も目指すことができる、ということなので早く経験値を積める環境であると感じ御社を志望しました。
・地元の優良企業として有名なので、信頼できる企業様だなと感じ、御社を志望しました。
・説明会でお会いした先輩方がとても親切、丁寧に接してくださったので、このような人達と共に働きたいと思い志望しました。
などとありきたりなことを喋っていたような気がします。
今この記事を書いている私はもう30歳をこえていますが、
改めて見返してみてもはやり、なんて内容のない履歴書なんでしょうか。
しかし、大学生が書けることなんて本当にたかがしれているとも思います。
特に私は文系出身でしたし、大学時代は研究なんてろくにしてませんし、資格もまったく取ってもいませんでしたし。
部活を頑張りました!と全力で書けただけでもまぁよしとしておきましょうか。
「努力は必ず報われる」というところを当時は推したかった記憶がありますが
もう30歳を超えた私は
「報われない努力なんてたくさんあるのだよ」
と当時の私に伝えてあげたいですね。
履歴書に記載していない本当の志望理由
私の就職活動はほぼ公務員一点張りだったので、民間企業への就職活動というものをあまり意欲的に行ってはいませんでした。
公務員の中でも警察官を志望していました。
勉強もしっかりしましたし、体力づくりも並行して行っていました。
結果、筆記試験に合格し、体力試験にも合格したのですが、最終面接にて落とされてしまいました。
そのときは全力で泣きました。そうですね、絶望でしたね。
大学まで進んで無職というのは嫌だったので民間企業にもエントリーはしていました。
それでもなんとなく複数社はエントリーしていました。
経営学部出身だったので、銀行系へはそれなりにエントリーしましたが全滅でした。
世間一般的に名前を聞いたことがあるような企業にも少しエントリーしましたが全滅でした。
そのときの私は正直焦っていましたね。
この田舎の飲食店経営の中小企業が最終面接の機会を与えてくれた時は本当に嬉しかったのを覚えています。
最終面接の前日は、不安過ぎてちゃんと寝ることができず、ほぼ徹夜状態になってしまいました。
最終面接時、世の中に存在する【社長】というものにちゃんと直面した生まれて初めての機会だったので滅茶苦茶緊張したのを覚えています。
正直、もうどこでもいいからとりあえず本当に内定が欲しかったんですね。
面接でも、地元の優良企業として信頼がある企業様ですので、、、とかなんとか言ってましたが、
まったく知りませんでしたが。
地元って言っても少し家からは離れているところだったので、就活するまではまったく知らない企業でした。
とはいえそこで内定が1個もらえたので、そこに決めてしまったんです。
正直、働きながら公務員試験は継続して受験し続けるつもりだったので、どこでもよかったんです。
飲食店で働くということをこのときは簡単に考えていたんですね。
30歳の今の私からアドバイスをあげるとすると、
大卒の新卒カードは大事に使えよ、ということですね。
新卒、という状態でしか入社できない条件というものが世の中には多く存在します。
多くの企業が中途採用でも募集をしていますが、
新卒募集の枠に応募できるのは、当然ながら新卒の時だけです。
立派な資格みたいなもんです。かなり優良な資格です。
一定期間しか使用できませんが、一生を左右するタイミングで使用することのできる、
かなり優良な資格です。
可能な限り、名の知れている企業に最初に入社しているほうが、その後の履歴書にも華があるので
転職時にも有利に働くこと間違いないです。
大学4回生の私は、大手企業はまったくと言っていいほどエントリーしませんでしたが
もっとガンガン大手にもエントリーしておけばよかったと後悔しています。
公務員試験に落ちてしまったのはしょうがないですが、
民間企業への就職活動ももっと意欲的に、意識は高く行動したほうがよかったですね。
私の人生の最初の就職先となる企業への志望動機としてはこんな感じでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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