この記事では私が新卒で入社した田舎の飲食店でもらっていた給料を記載しています。
辞める直前のときはとある店舗の店長をしていました。
大卒で田舎の中小企業に入社した場合、このくらいの収入になるのか、という参考になればいいなと思います。
入社時(月額)
【支給】
基本給 180,000円
残業平日普通 7,794円 (残業6時間分)
交通費 8,799円
総支給額合計 196,593円
【控除】
健康保険 9,006円
厚生年金 15,255円
雇用保険 1,180円
所得税 3,340円
食事代 5,020円
控除合計 33,801円
【差引支給額】
196,593-33,801=162,792円
新卒で入社した私の給料の内訳です。
値はノンフィクションです。
給料明細まで添付すればより信憑性は上がるのかもしれませんが、
記載している数値に実物との誤差はございません。
まぁ新卒としての給料としては一般的レベルには達しているのかとは思います。
中小企業なら妥当な額なのかもしれません。
退職直前(月額)
【支給】
基本給 210,000円
役職手当 10,000円
休日出勤手当 38,112円
残業平日普通 99,647円 (63時間分)
残業平日深夜 6,671円 (4時間分)
所定外勤務 2,540円
交通費 18,630円
総支給合計 385,600円
【控除】
健康保険 12,922円
厚生年金 22,716円
雇用保険 1,928円
所得税 10,870円
住民税 11,200円
食事代 5,390円
控除合計 65,026円
【差引支給額】
385,600-65,026=320,574円
私が飲食店の店長をしていたときの給与ですね。
正直単月の手取りだけみるとこの記事を書いている今の私の給料よりも多いです。
金額だけみるとそれなりにもらってたんですね。
このときまだ20代中盤ですからそれなりにもらってたほうなのかもしれません。
しかし、この給料明細の月ですが、タイムカードを押している時間の残業時間が67時間なだけで、
毎日3時間はサービス残業を行っていました。
飲食部門には、昼過ぎから夕方にかけて暇になると言われている通称「アイドルタイム」というものが存在し、強制的に毎日2時間は休憩しているものとして扱われます。
しかしその実情としては休んでいる暇などまったくなく、
シフトを考えながらご飯の味をまともに味わう暇もなく、とりあえず胃に書き込む、というような日常でした。
そしてあと1時間は、店舗の成績に対する不甲斐なさから、自ら残業を1時間減らして申請していたからです。
その当時の私は自分の給料よりも、少しでも店舗の数字をよくすることに必死でした。
なので自分自身の人件費が浮くことによって、店舗の数値が少しでもよくなればと思っていました。
なので実際は、出勤日27日×3時間/日=81時間は残業しているわけなので
67時間(タイムカードを押している時間)+81時間(タイムカードを押していない時間)=148時間
の残業をしていたんですね。
働き方改革!!!と叫ばれるこの令和の時代ではもうアウトな数字ですね。
正直しんどかったですもん。
この時期の私はガリガリに痩せてしまってましたし。
年収
給与明細もこの会社は紙でくれていたので、
当時イライラして給与明細を捨ててしまっていたりしたので、12ヶ月分の正式な数値がたどれませんでした。
ですが、現存している当時の給与明細の平均から計算すると
月平均給与 28万
ボーナス一回 20万
月給28万×12ヶ月 + ボーナス20万×2回 = 376万
【年収】 376万
このくらいの年収だったはずです。
日本人の平均年収よりは低いですね。
月給としては決して低くはないとは思うのですが
やはり飲食業界はボーナスが低い。
もらえているだけまだましだったのかもしれませんが。
もしあのまま今も辞めずに続けていたらどうなっていたのでしょうか。
もしかしたらマネージャー等に昇格していた可能性もゼロではありませんが
それよりもなによりも身体を壊していた気がします。
給料も大事ですが、健康には変えられない。
今の私はそう思います。
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